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【日産自動車】据置:AA /安定的 ニュースリリース | 日本格付研究所 JCR 16d0628 1

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http://www.jcr.co.jp/

16- D- 0628 201 6 年 10 月 25 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

日産自動車株式会社

(証券コード:7201)

【据置】

長期発行体格付 AA−

格付の見通し 安定的

■ 格付事由

(1) ルノーの持分法適用関連会社(出資比率 43. 4%)でルノーとの提携をベースにグローバル自動車メーカ ー と し て 事 業 基 盤 を 固 め て い る 。 13 年 度 か ら 新 世 代 車 両 設 計 技 術 「 コ モ ン ・ モ ジ ュ ー ル ・ フ ァ ミ リ ー (C MF )」を導入し車台・部品の共通化を進めており、ルノー・日産アライアンスとして 20年までに車両 の70%を C MF 適用車種にする予定である。16 年 5 月に三菱自動車工業と戦略提携契約を締結し、10 月 20 日に 34.0%の出資(払込金額 2, 373 億円)を実施しており、研究開発や購買などでのシナジー効果発 現を目指す方針である。

(2) 足元では円高の影響などで収益が伸び悩んでいるが、C MF 適用車種の拡大に伴うコスト削減と商品競争 力向上が中期的に収益の安定化に寄与すると考える。海外工場の能力増強など高水準の設備投資は 15/ 3 期で一段落しており、中期的に財務体質の改善は可能と考える。三菱自動車工業との提携・協業について は、OE M 供給を受けている国内軽自動車事業への影響や、17/ 3 期の持分法投資損益への影響が懸念され るが、当社の財務基盤を考慮すると現状では格付への影響は限定的と判断している。以上を勘案し、格付 を据え置き、見通しを安定的とした。

(3) 17/ 3 期は円高によるマイナス影響が拡大し前期比 10. 5%減益の営業利益 7, 100億円を計画している。為 替動向の影響において若干不透明感が残るものの、海外生産比率と部品の現地調達比率が高いことが円高 によるマイナス影響を緩和し、またコスト削減が業績を下支えすると予想される。財務面では自動車事業 (販売金融事業を除く)でみれば 16/ 3 期末 1 兆 5, 029 億円のネットキャッシュポジションである。16 年 3 月以降、最大3 億株もしくは4, 000 億円を上限として自己株取得を進めているが財務指標への影響は限 定的と予想される。

(4) ルノーとの協業は研究・開発などの機能統合や C MF などの取り組みを通して年々深化する方向にある。 一方で、車台・部品の共通化においてはブランドの差別化を最優先しており、また提携は双方がシナジー 効果を享受できる対等なパートナーとしての立場を前提としていることなどから、当社格付の判断上、ル ノーの信用力は現状では緩やかな制約に留まると考えている。なお仏政府のルノーに対する議決権割合が 16 年4 月に28%に上昇することが当社経営への介入につながるのではと懸念されたが、15 年 12 月に当 社とルノーは仏政府が当社の経営に介入しないことで仏政府と合意している。

(担当)窪田 幹也・上村 暁生 ■ 格付対象

発行体:日産自動車株式会社 【据置】

対象 格付 見通し

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http://www.jcr.co.jp/

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 10 月 20 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:窪田 幹也

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp/ )の「格付関連情報」に、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「自動車・自動車部品」(2012 年 3 月 26 日)として掲載し

ている。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 日産自動車株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g- 7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示は J C R のホームページ(http: / / www.jcr. co. jp/ en/ )に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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